■認定NPO法人アフタースクールぱるけ

【活動内容】
●放課後等デイ利用者さんとの交流
●交流を通して障害理解を深める

【団体メッセージ】
 3年ぶりにボランティアさんを受け入れて、スタッフも利用者さんもとても楽しみにしていました。来てくださった高校生の方は、しっかり目的を持って参加してくださっていました。利用者さんに接する時も、心を込めて話しかけている感じがとても素敵だなと思いました。これから、福祉を目指す方、関心があって障がい理解をしていく第1歩の夏ボラだと思います。良い機会をいただき感謝いたします。

【高校生から寄せられた体験談】
(タイトルをタップすると文章に飛べます)
「障害を持つ人と私たち」

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「障害を持つ人と私たち」

 私はこの夏ボラ体験で多くのことを学ぶことができました。その中で特に勉強になったと感じることは大きく分けて2つです。

 1つ目は、障害を持っている人たちへの接し方です。今回の体験先が認定NPO法人アフタースクールぱるけに決まった時は、障害を持つ人への接し方がよく分かっておらず「できないことがあれば代わりにやってあげれば何も問題はないだろう」と思っていました。今思えば、甘い考えで臨んでしまっていたのだと痛感します。しかし、そんな考えで臨んでいたからこそ、ぱるけ西中田での活動の一つ一つが魅力的であり、刺激的だったのだと思います。

 障害を持つ子たちへの接し方が、ぱるけ西中田のスタッフの方々と私の想像していたものとで大きく異なっていたのです。スタッフの方々は、本人にできることは全て本人に任せて傍で見ているだけでした。時には軽くあしらっている場面も見受けられました。他の人から見たら冷たいと思われるその行動が私にとって衝撃でした。

 2つ目は、障害を持っていても私たちと同じであるということです。障害を持っているというだけで色々な偏見を抱いてしまう人も多いと思います。実際、私もそうでした。しかし、いざ体験先に行ってみると、皆さんが私に気さくに話しかけてくれました。そのお陰で緊張していた私の緊張もほぐれ、楽しく皆さんのサポートに励むことができました。

 偏見を持ってしまうのは病気や障害についての知識がないからだと思います。だからこそ、周りの人がもっと知識をつけておくべきではないかと思いました。私自身も、知識を身につけて色んな人と接していきたいと思います。

 今回受け入れてくださったぱるけ西中田の皆さん、ありがとうございました!(名取北高校 1年 N.Eさん)