NPO法人せんだい杜の子ども劇場

●法人広報紙印刷原稿の誤字確認
●法人広報紙折り、封入等発送作業
●チラシ送付準備

【団体メッセージ】
 3年ぶりの夏ボラ参加でしたが、4名の高校生に来ていただきました。今回、榴岡児童館と新田児童館での活動も行う予定で募集していたところ、コロナの感染急拡大を受け、法人事務局での活動のみに変更としました。
 高校3年生の貴重な夏休みのなかで、変更に応じ活動に来てくれた4名にはうれしさと共に感謝の思いです。コロナ感染対策のため1日2名ずつの受け入れでしたが、来てくれた高校生はどなたも誠実に法人の活動と向き合ってくれました。実際の作業としては印刷前原稿の誤字確認から折り作業、封入まで、法人の会報紙発送作業の一連をお願いし、広報の面で大きな力になって頂きました。また、広報紙と共に発送する同封物を通して、せん杜が行う子どものための文化環境づくりの話や、2館の児童館だよりを通して今回行けなかった児童館を知ってもらいました。
 児童館の活動や職員のことなど、現場のごく一部ですが知ってもらえたと思います。法人事務所での活動となりましたが、せん杜での夏ボラが今後、高校生の皆さんにとってよいものになることを願います。

【高校生から寄せられた体験談】
(タイトルをタップすると文章に飛べます)
「人の役に立つとは」
「子どもを支える活動を通して」

 

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「人の役に立つとは」

 私は、8月1日にNPO法人せんだい杜の子ども劇場でボランティア体験をしてきました。参加した理由は、将来福祉に関わる仕事をしたいと考えていて、夏ボラ募集のチラシを見て興味を持ったからです。

 本来は3日間の体験で、児童館で子どもたちと一緒に過ごす予定でしたが、コロナ第7波の感染拡大防止のため1日だけの事務所作業となりました。月に1度発行する「杜の子つうしん」という広報誌作りの作業を行いました。事務所の方々もとても優しく話しかけてくださり、ボランティアが初めての私でも楽しく活動できました。せんだい杜の子ども劇場は、主に児童館の管理などを行っているところです。私が今回手伝った広報誌は何百枚もの紙を折るので大変でしたが、作業が終えた時の達成感はとても大きかったです。9月には「杜の子まつり」というお祭りがあり、防災サインエンスショーや人形劇などの子どもたちが楽しめるような工夫がされています。私が小さい時は児童館で遊ぶ側でしたが、今回運営する側の立場を手伝ってみて子どもたちがどう楽しめるのか、コロナ禍の中どう行うのかを試行錯誤していて誰かのために行うことの素晴らしさを感じました。

 今回の夏ボラ体験を通してボランティアに興味を持ち、より福祉に関わる仕事をしたいと思いました。誰かのために何かをすることは自分自身を成長させ、達成感を得られるものだと感じました。今回は1日間という短いボランティアでしたが、これからも積極的にボランティアに参加し、人の役に立つことのできる人になりたいと強く感じました。またこのような機会があったら積極的に参加したいです。(富谷高校3年 A.M)

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「子どもを支える活動を通して」

 私は、今回初めて夏ボラに参加しました。私は、将来教育関係の仕事に就きたいと考えていたので、自分の進路を考える機会になればと思い、今回のボランティアに参加しました。

 当初予定されていた児童館でのボランティアは、コロナの感染急拡大により中止になりました。残念でしたが、1日だけ法人事務所でボランティアをすることができました。最初はとても緊張していて、事務所の方や同じボランティアの人とコミュニケーションを取るのに苦戦しましたが、事務所の方が親身になって接してくださり、徐々に打ち解けていくことができました。

 ボランティア活動では、事務所の方と一緒に「杜の子つうしん」の発送準備をしました。「杜の子つうしん」は様々なイベント情報を載せています。せん杜では文化活動や芸術の振興、体験活動などの社会参画の機会の促進や子育て支援に関する事業を行っています。コロナ禍でイベントを行うことができなくなっていましたが、今年は3年ぶりに開催を予定していて、今回のイベントを実施するためにたくさんの準備をしていました。子どもたちのために尽力している団体の活動を知り、自分も子どもたちを支えられるように大学で教育を学んでいきたいと思いました。

 短い期間でのボランティアでしたが、このような状況下で受け入れてくださったせんだい杜の子ども劇場の皆さんにはとても感謝しています。今回のボランティア経験を活かして将来に繋げていきたいです。また機会があればボランティアに参加したいと思います。このような貴重な体験をありがとうございました。(宮城第一高校3年 K.Y)