– 体験先 – NPO法人麦の会

私は、8月2日、3日、5日の3日間、NPO法人「麦の会」で、障がい者の方々とパンやクッキーを作るボランティアを体験しました。3日間、主に午前はパンやクッキー作り、午後はクッキーの袋詰め作業などを行いました。

今回のボランティア体験で私が学んだのは、障がいがあっても1人の人間に変わりはないということです。障がい者は、「覚えるのが遅い」「効率が悪い」などの理由で社会から外される「アウトサイダー」になりがちです。確かに仕事のスピードは健常者よりもゆっくりです。ですが、その分仕事が丁寧です。「障がい者=仕事ができない」というのはただの偏見にすぎません。そのせいで仕事が無くて困っている方だっていると思います。だからこそこんな偏見は捨てるべきだと思いました。

今の社会は「障がいがある人は効率が悪い」という偏見が強く根付いています。私も正直ボランティア体験をするまではこの偏見に納得していました。しかし、実際に障がい者と一緒に仕事をしてみると、私よりも1つ1つの仕事に丁寧に取り組んでいることに気が付きました。障がい者は、効率重視の仕事は難しいかもしれません。ですが、丁寧さを重視する仕事には向いているのではないかと思いました。これからは障がい者を受け入れることのできる社会になってほしいです。今回の経験を今後の人生に生かしたいと思います。

(S.Yさん)