– 体験先 – NPO法人ほっとあい

私は8月2日・4日・7日の3日間にわたりNPO法人ほっとあいでボランティア活動をしてきました。ほっとあいでは90歳を超えても元気な方ばかりでとても驚きました。私はボランティア活動が初めてだったので緊張していましたがとても充実した3日間を過ごすことが出来ました。特に私が感銘を受けたことが2つありました。

1つ目は体験1日目に、97歳の最年長のおばあちゃんから話を聞いた時のことです。その日は4日後が8月6日で広島原爆の日でした。そこで私は原爆についての話を聞きました。私は習ったくらいであまり詳しくなかったのですが、原爆の悲惨さについてとても詳しく教えていただきました。そこで彼女は私に「私たちにはこういった経験を若者達に伝える義務がある。」とおっしゃいました。その言葉にとても心を打たれました。大切なことを次の世代へと繋いでいくという事の重要性を感じることが出来ました。

2つ目は90歳を超えている人が大半なのにも関わらず全員がとても元気なことに驚きました。そこで私は改めて人とのかかわり合いが大切なんだと感じました。おしゃべりをしている時や体操をしている時、工作をしている時などどんな時でも楽しそうなのが直に伝わってきました。いくつになっても一人でいるよりも絶対に誰かと一緒にいた方が楽しいに決まっているし、安心感があるのだと思いました。この誰かと一緒にいる楽しさや安心感こそが長生きするための秘訣なのではないかと考えました。

私はこの3日間を通してボランティアに参加して良かったと心から思うことが出来ました。利用者の人もボランティアできている人も全員が来てよかったと元気になれる所でした。この先の長い人生では、人とのかかわり合いを大切にして楽しく過ごしていこうと思いました。

(S.Mさん)