今回あかねグループでのボランティア活動を通して高齢者の現状を目で見て感じる事ができました。あかねグループはお年寄り夫婦が少しのおかずとご飯だけの食事をしているのを見て、あともう一品何か提供できないかという考えからこの団体が出来ました。これを聞いてあかねグループの人は誰かの為に行動する、奉仕する心を誰よりも持っていると思いました。ボランティア中もあかねグループのスタッフの皆さんがとても明るかったのを覚えています。今までボランティア活動をしてきた中でこんなにも皆さん親切で明るい団体は見たことがありませんでした。皆さんが楽しそうに毎日働いている姿を見て私自身誰かの為に奉仕する心を見つめ直す事が出来ました。毎日昼と夜のお弁当の配達や調理、それを待ってくれる人の為に毎日働き、辛くても利用者様の笑顔の為に行動できる。そんなあかねグループのスタッフの皆さんにとても影響を受けました。また、配達の時に同じコースを周る方からこの配達はお年寄りの安否確認も含まれていると聞きました。現在では高齢化や核家族が増えています。その影響により家に一人でいる高齢者が多くいるため、一日一回か二回のお弁当の配達の時だけ人と話すと言う高齢者も少なくない事を知りました。そんな現状からあかねグループのスタッフの皆さんがほんの数分のやり取りをとても大切にしている事が分かりました。もし、お弁当を届けた先でお年寄りが倒れている場合でも発見し対応できる、この活動で人の命も救うことが出来るのだと思いました。

そして、今回は触れ合いサロンにも参加させていただきました。そこでは週に1〜2回自宅にお年寄りを招き一緒に頭を使う事や運動や歌などをしていつまでも元気な体を作ることを目的としています。そこでも利用者の方やスタッフの方から沢山の優しさを感じる事が出来ました。

私は今回のボランティア活動で人の優しさ、奉仕する大切さ学ぶことが出来ました。(K・Sさん)