NPO法人シニアのための市民ネットワーク仙台

【活動内容】
●七夕短冊制作のアシスタント
●個別サークルの見学・参加

【団体メッセージ】
 3日間の体験お疲れ様でした。2名とも最初は緊張した様子でしたが、七夕飾りを作りながらお話をしたり、最終日に参加してもらった「BON踊り体操」では楽しそうな表情を見せてくれたりして、心が温まりました。
 高校生が来てくれると場が華やぎ、会員の方たちからも「若返った気分」と好評です。個別サークルの参加者とのコミュニケーションの時間をより多くとりたかったのですが、都合上、削減となってしまい、七夕飾り制作の手伝い・アシスタントの時間が多過ぎたかなと思いました。
 同級生や後輩にボランティアの話題があったら、当団体を「是非奨めたい」と言ってもらえたのが嬉しかったです。

【高校生から寄せられた体験談】
(タイトルをタップすると文章に飛べます)
「コミュニケーションの偉大な力」
「温かく迎えてくれてありがとう」

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「コミュニケーションの偉大な力」

 NPO法人シニアのための市民ネットワーク仙台のボランティア活動に3日間参加し、共通して思うことはコミュニケーションの大切さです。こう考えた理由については、1日目から3日目までの活動の内容と振り返りの後に述べたいと思います。

 1日目、七夕の短冊制作とお花を開く作業をしました。こういった作業は好きであり、得意分野だったため黙々と作業していました。2日目、七夕の七つ飾りの制作をしました。短冊、紙衣、折り鶴、巾着、とあみ、くずかご、吹き流しの7つを作りました。中でも一番難しかったのは巾着です。ひだを周りにつけるのですが、なかなかうまくいかなくて、他のボランティアの高校生、そして教えてくださる方々に助けてもらいました。3日目、午前中は折り鶴と吹き流しの制作、午後はBONおどり体操をしました。午前中はずっと鶴を作っていました。吹き流しにみんなの願い事の短冊を貼り付けていました。願い事を見ていると、コロナやウクライナに対することが多く書かれていました。早く今までの世の中に戻ってほしいです。午後は盆踊りを踊ったことがなかったので、とても緊張していましたが、優しく教えてくださり、一通りできるようになったと思います。

 このボランティア体験に参加して感じたことは、コミュニケーションの力の偉大さです。最初はお年寄りの方とどうコミュニケーションを取ったらいいのか分かりませんでしたが、活動していく中で、相づちや表情など、うまく話せなくてもしっかりコミュニケーションを取ることができました。この経験を大事にして、日頃からコミュニケーション能力を鍛え、培っていきたいです。最後にこのような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。受験が終わったら、またボランティア活動を続けていきたいと思います。(東北高校 3年 K.M)

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「温かく迎えてくれてありがとう」

 私は、ボランティア活動をすることが初めてで、活動する前はとても不安でしたが、実際に体験先に行ってみると団体の皆さんに温かく迎えていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 1日目、紙で花飾りを作ったり、折り紙で七夕飾りを作ったりしました。一緒にボランティアをした友達や、体験先のおじいさん、おばあさんと一緒に話をしながら作業をしました。七夕飾りを作ることが初めてだったので、新鮮でとても楽しかったです。

 2日目は、体験先に飾る吹き流しや吹き流しに使用する鶴を作りました。初めて吹き流しを作る私に対して、おじいさん、おばあさんが優しく丁寧に教えてくれたおかげで、綺麗な吹き流しを作ることができました。鶴を折る時も昔のお話を聞かせていただき、今まで知らなかったことを知ることができたので勉強になりました。

 3日目は、短冊を飾ったり、盆踊りを教えていただいたりしました。短冊には体験先のおじいさん、おばあさんの願いごとがたくさん書かれていました。盆踊りでは2つの踊りを教わりました。盆踊りを踊るのは初めてだったので、振り付けを覚えるのに時間がかかってしまいましたが、楽しく踊ることができました。

 3日間のボランティア体験を通じて、おじいさん、おばあさんの話は私の知らなかったことが多く、聞いていて楽しかったし、とても勉強になりました。また機会があったら参加したいです。(常盤木学園高校 1年 S.S)