– 体験先 – NPO法人にじいろクレヨン

今回の夏休みで初めてボランティアに参加しました。きっかけは学校からの案内です。元々子供たちと触れ合うのが好きだったのですが、子供たちと触れ合えるボランティアがあることを知り、にじいろクレヨンさんのボランティアに参加しました。ボランティアは初めてだったので分からないことだらけで、不安がありました。

1日目は、どう子供たちと接したらいいかが分からず、なかなか思うように動けませんでした。ですがここままではだめだと思い、午後から自分から子供たちや保護者の方々に寄り添うことを意識しました。思い通りとまでは行きませんでしたが、子供たちとも保護者の方ともコミュニケーションを取りながら時間を過ごすことが出来ました。2日目は外遊びからのスタートでした。1日目ではすることが出来なかった水遊びを畑に来た小学生の子たちとしました。遊んでいるうちに子供たちにつられて自分もはしゃぎながら楽しんでいました。午後からはにじいろひろばで、1日目よりも保護者の方とも会話ができ、子供たちともコミュニケーションを取りながら遊ぶことが出来ました。

この2日間のボランティアを通して学べたことがたくさんありました。普段の生活では子供たちがいつもどうやって遊んでいるのか、子供たちの保護者同士はどんな会話をしているのか、わがままの多い小さい子供とどう接するのが正しいのかなどを近くで観察できたりする機会・場所がありません。今回のボランティアを通してそれらのことをとても近い視点から学ぶ事ができ、よかったです。また、外での水遊びや、にじいろひろばでの遊びを見ていて、子供たちにとって、制限されることなく、何も気にすることなく自由にはしゃいで自分のしたいことが出来る環境というのはとても大切なものなのだなと感じました。公園が減っていたり、公園があっても様々な禁止事項があって自由に遊べなかったり、というのが現状だと思います。それでは子供たちにストレスがかかってしまいのびのび育つことができません。にじいろひろばのように、何も気にすることなく自由に遊べる環境があることで、子供たちにかかるストレスを減らし、のびのびと育つことが出来るアシストができるのはとてもいいことだし大切なことだなと思いました。保護者の方も、普段は子育てに家事にと忙しくゆっくり出来る時間が少ないと思います。にじいろひろばに来ることで、他の保護者のみなさんと会話しながらゆっくり出来る時間、環境があることもとても大切なことだなと思いました。

今回のボランティアを通して子供たちや保護者さんを近くで観察し学べたことを、自分が1番近いシチュエーションや立場に置き換え、活かしていけたらいいなと思っています。

(F.Mさん)